情報社会と呼ばれる現代では、お店や企業が公式のSNSアカウントを持つことが普通になってきました。情報をリアルタイムで直接、顧客のもとに届けられるのが強みですが、モノやサービスを宣伝する際にSNSを過信するのもよくありません。ユーザーが得られる情報量が多いために、宣伝したいモノやサービスの情報が他の情報に埋もれて流れてしまう可能性が高いからです。
長時間経ってSNSを開いた時、タイムラインの本当に興味のあるアカウントの投稿だけを確認し、それ以外は流し見るだけにするといった経験はありませんか。特に一般のSNSユーザーの場合、本当に好きでなければ公式アカウントよりは家族や友人、恋人といった身近な人の投稿を優先的に確認しようとするでしょう。多忙な人ならば、わざわざ投稿を遡ることも少ないと考えられます。逆に、本当に興味を持った公式のアカウントならば、後からでもどうにかその情報を追おうと思うことでしょう。モノやサービスを宣伝する際は、それらに興味がある人に情報を与えたほうが手に取ってもらいやすく、また利用してもらいやすくなります。年齢や地域、性別など、ターゲットを絞ったり、以前に一度モノやサービスを購入・利用してくれた人を相手に同じもの、又は別のものを勧めることで、宣伝が成功しやすくなります。では、「興味がある人」に宣伝するにはどうしたらよいのでしょうか。
ダイレクトメールという手段もありますが、SNSと違って住所を知っている人にしか送ることができません。しかし、多くの店舗や企業は、この住所を入手する際に顧客の個人情報も同時に得ていると思いますので、ターゲットを絞りやすいはずです。また、顧客が個人情報を教えたということは、その店や会社に少なからず興味があり、利用したいと考えたからだということになります。但し、ダイレクトメールも、人によってはまったく見ずに捨ててしまう方もいるので、工夫が必要になります。SNSよりもデザインに工夫を施せるのがダイレクトメールの良い点の一つですので、目を引くデザインを考えることが、見てもらうための工夫の一つでしょう。しかし、ダイレクトメールのために優れたデザイナーを雇うという例はそう多くないと思われます。ですが、インターネット上では、ダイレクトメールの無料テンプレートや素材を配布しているサイトがあるので、それを利用して見てもらいやすいダイレクトメールを作ることができます。
ダイレクトメールを作ったら、配送作業も発生します。メールカスタマーセンターというDM代行会社は、一年におよそ800社分のクライアントの発送を請け負っています。それによってゆうメールやクロネコDM便による大口割引が適用されているため、企業側が負担するコストも安くなります。また、DM制作も請け負っていますので、そもそもDMを作る人員がいない、作り方がわからないといった場合も安心です。DMの発送をお考えの方は検討してみてください。