変遷を遂げているWEBサイトのデザイントレンド

近年のウェブサイトには共通した事があります。それは、画面いっぱいに画像が映し出されているものの一部分だけが動きのあるアニメーションということです。全てが動くと落ち着きのない印象に見えてしまう上に、従来通りの動画と同じ意味を持ってしまうので目新しさを感じることはできません。そこで、一見静止画に見えるもののよく見ると一部だけ動きがあるという事に芸術性を感じるのです。

こうした小さな動きを取り入れることができるようになったのは、モニターの解像度が高くなった事が関係しています。そのため、他にも解像度が高くなった恩恵を受けて発明されたデザインがあります。それがスプリットスクリーンと呼ばれるものです。画面の中央部に左右を分割させるためのラインを挿入して左右で異なる動きを見せるという形式で、洗練されたWEBサイトでよく目にできます。全てのページで左右均等の表示スタイルがキープされていることが多い反面、下部にスクロールしていくといつの間にか中央線が消失しているという形式も多いです。

また、クロムと呼ばれる囲みを一切排除したタイプも清潔感があって人気が高いです。不必要な物が表示されていないので対象物や文字の存在感が際立ちます。