今まで企業が当たり前に行ってきたテレビCMのようなマス広告やバナーなどのネット広告、テレアポといった売り込み型の宣伝手法が通用しない時代になってきました。ネットが普及したことで、知りたいことや欲しいものに関する情報を消費者自らが積極的に探すことが当たり前になってきたからです。これからは消費者がどんなことに関心を持っているのかという点を意識してマーケティングをしていく必要があります。そんな時代の流れに乗って登場した考え方がコンテンツマーケティング。消費者にとって価値あるコンテンツを制作・発信し、見込みとなる顧客の潜在ニーズを引き出して購買につなげ、最終的に自社のファンになってもらうことをめざす手法となっています。
1度発信したコンテンツは、それ自体の情報価値が失われない限り機能し続けます。そのため、コンテンツマーケティングには今までの広告とは違った蓄積効果があるといわれています。業界や取り扱っている商品によって成果の出方や時期は異なるものの、コンテンツを増やせば増やすほど顧客の目に触れる機会が増え、費用対効果もどんどん上がっていくのです。また発信したコンテンツは、検索エンジンやソーシャルメディアを通して消費者に自然な形で見つけてもらうことができます。それに加えてコンテンツが魅力的だった場合、広告を使わなくても自然にその情報は拡散されていきます。この自然な形での情報拡散というのもコンテンツマーケティングの大きなメリットです。
コンテンツマーケティングの鍵を握るのは、顧客の心を動かす質の高いコンテンツです。カーツメディアワークスが行なうコンテンツマーケティングは、ただのテキスト型ではない発信力と影響力を持ったもの。データコンテンツやインフォグラフィック(情報を視覚的に表現したもの)、データビジュアリゼーション(見えない関係性を可視化するもの)といったビジュアルコンテンツや動画コンテンツを駆使し、潜在顧客にアクションを起こしてもらうための戦略を立てていきます。
一方的な売り込みは顧客の気分を害する可能性もありますが、顧客に合ったコンテンツを適切に発信することができればファンの増加を見込めます。自社のブランド力を高めるという意味でも、コンテンツマーケティングには取り組む価値があるといっていいでしょう。